2016/01/28
昔のセックスフレンドその2
こうして彼の家へ何度か通っているうちに、何点か気づくこともあった。本棚に並んでいる本や、机にある資料等などをみると金融系の仕事のようで、週末もよく仕事しているようである。 お酒なんかも全然飲まないとかで、イケメン、筋肉質なのにひどく地味なゲイライフをおいているように思えた。 僕の完全な想像でしかないないのだが。
そんな想像の答え合わせもずっとしたかったのだが、今この関係が続いているのは、僕が個人的なことを聞いたりしないし、彼が会ってやりたいという時しか連絡はとらないという、都合のいい関係にしてあげていたからだと思っていた。
こんな関係を数年続けるうちに、彼があまり好きではなかったキスも時々してくれるようになったし、セックスの後、表面的ではあるが日常の会話も多くなってきた。 僕は、その少しだが距離が縮まっていくのが嬉しかった。
つづく
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