2016/02/24
若者と復帰第一戦
最近はSNSやスマホのアプリで出会いが簡単な時代になり、直接つながりがないような人とも連絡が取りあえるようになりました。 一昔前にはこんな世界想像もつきませんでした。ゲイの世界は捨てる男なしとはいったもので、僕みたいなおじさんにも若い子からメッセージでお誘いが来ることがごくたまにはあります。
彼は大学卒業したばかりの社会人一年生。 大学生の時は体育会で頑張っていて、がっちりしていて礼儀の正しい可愛い子でした。 なにはともあれ、僕は彼のお父さんの年代のほうがきっと近いですし、若くてイケメンさんが沢山いるのになぜ僕を誘うのか、まさか金目的、新種の詐欺なのかと被害妄想が止まりません。 そもそも若い子を相手にできる精力すら残っていないので、折角の相手のお誘いもなんとなく遠回しにお断りしていたわけです。
しかし、勃起薬が手に入った今、前述の最後の問題は解決できそうなので、ほかの問題は一時棚上げし、メールのやりとりからしばらくたってしまっていたのでしたが、こちらからもういちどお誘いしてみました。
彼は即座に了承のメールをくれて、その週末の金曜日に会うことになりました。
いきなりセックスというのもあったのでしょうが、おじさんのくせにガッツぎすぎなので、家の近くの居酒屋でワンクッションです。
うん十歳の年の差があり、居酒屋にいって何を話そうか少々心配だったが、彼が新入社員でいろいろと悩みがつきないということに耳を傾けていました。 会社の後輩のような感じでかわいいものです。
そして、彼が一通り話をおえると急に僕の目をまっすぐ見て、「今日○○さんにあえて本当にうれしいです。」なんて言うんです。 おじさん胸アツです。 というか、本当は年上の僕がそのような胸アツにさせるような言葉をかけてあげなければならないのですが。汗。
今晩はおじさん頑張っちゃうぞと思い、トイレでこっそり勃起薬を飲む。 勝負前1時間の内服することと、空腹時に飲むように言われています。 でも勝負前に空腹にするなんてのは意外と至難の業で、今回はいつもは半錠のところ、一錠丸のみです。
2,3時間居酒屋で過ごし、店をでるやいなや、彼が「今日はこれからおうちに伺ってもいいですか?」とやる気満々の様子。 もう僕が誘う暇さえ与えてくれません。 最近の若者の草食化は本当なのでしょうか?
つづく
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